アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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不可解な1億3000万円返金訴訟ーー一審判決出る

 遅くなってしまったが、表向きは単なる借金返済訴訟(福岡地裁。事件番号は平成24年ワ第3512号)ながら、医学部新設認可の中心メンバーであるなど、何かと注目される国際医療福祉大学グループとも関係することから、この間、ウォッチしていたこの一審判決がすでに6月6日に下りていたので、その結果を報告する。
なお、この間、注目された被告K女史の証人尋問は、結局、体調不良などを理由に行われなかった。
これについては、原告の池脇史真氏は、自分の主張は真実だから、尋問を受ければ彼女は必ず動揺する。それ故、仮病を使って出て来ないのだろうとのことだった。
そこで、なおさら注目されたのがK女史の銀行口座取引明細の調査嘱託結果だった。
原告曰く、彼女の通帳には、死亡した患者の遺産と思われる総額数十、数百億円の預金額が記されていた。もっとも、通帳の口座番号まではわからないし、多数の通帳に分散されていたそうだ。だが、一つでも明細が出て来て、そこに億を超える金額の履歴があれば、彼女は資産家ではないのだから、自分の主張の信ぴょう性を裏づけることになると。
調査嘱託は北九州銀行、福岡銀行、大分銀行になされた。

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