アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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深井氏が「石山ゲートウェイ」の常務を“クビ”になった本当の理由

 週明けの6月30日に定時株主総会が開かれる「石山Gateway Holdings」(7708。JQ。三木隆一社長=冒頭写真。東京都港区)だが、その直前といってもいい5月26日、同社は深井憲晃常務の取締役辞任をIRした。
同IRによれば、任辞の理由は、同社は5月14日に14年6月期業績の下方修正を行っているが、その責任をとってのことだという。
だが、本当にそうなのか?
というのも、深井氏に関しては以前からカネに纏わるトラブルが複数指摘されており、しかも昨年末ぐらいからヤフーの石山ゲートウェイの掲示板にその手の書き込みが何度も登場し、関係者の間で話題になっていたからだ。
取材してみると、実際にそのトラブルは確認出来たし、それよりなりより、そもそも三木社長はなぜ、こんな人物を同社に招き入れたのか疑問に思わないわけにはいかない。
というのは、深井氏はエイチ・エス証券の出身だが、重大な問題を起こして同証券を07年8月、懲戒解雇に(以下に、その証拠の文書を転載)。そして、エイチ・エス証券顧問である三木社長はこの事実を知っていたと思われるからだ。おまけに、深井氏はその後、転職したソニー生命でも問題を起こし3年弱で同社を追われている。そして、それからほどなく“拾われる”かたちで石山ゲートウェイに11年3月入社している。
つまり、いずれにしろ、最初から入社させていなければ同社にダメージを与えることはなかったからだ。

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