アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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筆頭株主の議決権に疑義ーー株主総会が流会になった「インスパイアー」

  数々の疑惑が浮上し、本紙でウォッチしている「インスパイアー」(2724。JQ。東京都中央区。駒澤孝次社長=冒頭写真)ーーその1つは、同社の実に53%の株(これまで51%と記して来たのを訂正します)を所有する林功氏に関するもの。つい先日も、この林氏と親交があり、しかも林氏が過半数を超える大株主に躍り出ることになった今年3月末の第三者割当にも関与していた森田敏男容疑者が電通子会社LED事件で逮捕されたことを報じたばかりだが、6月26日開催のインスパイアーの定時株主総会で、この林氏の所有株の議決権の有無に関し疑義が生じたため、株主総会決議が出きず、流会になるという異例の事態が生じた。
いったい、どういうことなのか!?
きっかけは、株主総会に出席した林氏が、過半数の株を所有することを背景に、自分の息のかかった者を送り込むべく、2人の取締役候補を変更する修正動議を出したことだった。
これを聞いた別の株主が質問に立ち、こんな爆弾発言を行ったのだった。

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