アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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不可解な1億3000万円返金訴訟ーー銀行口座履歴結果は次回口頭弁論期日に延期

 表向きは単なる借金返済訴訟(福岡地裁。事件番号は平成24年ワ第3512号)ながら、たいへんな奥があり得ると見て本紙がウォッチしているこの件、前回記事では、K女史の銀行口座の履歴を裁判所命令で取ることが決まり、昨年12月24日の口頭弁論期日には照会結果が出ているだろうと記した。
しかし、原告の池脇史真氏によれば、もう一回先の口頭弁論期日に延びたとのことだ。
その結果、昨年12月24日の期日には、双方が準備書面を提出しただけに終わったという。
その被告・K女史提出の「準備書面2」によれば、原告の「被告が(国際医療福祉大学グループ病院の)I教授の指示で全国の大学病院から寄付を募っている」「I教授の指示に従い特定の物品を届けていた」等の主張は事実無根で、原告側証人尋問で明らかになった、池脇氏親族からK女史への一部振り込みに関しても、自己名義の口座を利用させただけで、K女史は1銭も借りてないという。また、1億3000万円の借用証書(冒頭写真)も、K女史が騙されて署名押印したものに、池脇氏が後で金額や日付を入れて偽造したものに過ぎないという。

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