7月9日、東京地裁で午前10時から例の傷害事件(平成26年刑わ第648号)の証人尋問があった。
前回に続き、被害者としての塩田大介(冒頭写真)当人、さらに塩田を菊次達朗被告らが暴行した現場を目撃したというK氏らが証人に立った。
この日、なかでも興味深かったのは塩田の診断書が全治2週間と短縮されていた事実、それにM氏の証言内容だ。
一度出された診断書の治療期間が裁判中に変ることなど、通常あり得ない。一方、M氏の証言通りなら、菊次被告は逆に自分の方が暴行を受けたとデッチ上げを行った(ただし警察はその被害届を受理せず)とも取れるし、加えて、証拠として出された菊次被告の診断書を書いた医師というのは、例のASKAの覚醒剤事件絡みで、ASKAに大量のアンナカの処方箋を出すなどし、何かと疑惑が持たれている同じ医師だったからだ。