アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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抗議する側も狙い撃ちする公安ーーヘイトスピーチ抗議学生が「全治2日の傷害容疑」で逮捕に

 在特会など排外主義団体による“ヘイトスピーチ”(憎悪表現)が社会問題化しているが、去る7月6日(日)、東京・新宿区内で「朝鮮カルト組織犯罪撲滅」と銘打ったデモが行なわれた。
主催は「外国人犯罪撲滅協議会」(有門大輔代表)。創価学会を「朝鮮カルト組織」と断定し、「朝鮮人・韓国人は日本から出て行け!」と連呼。日の丸を掲げた約60人が高田馬場周辺を練り歩いた。まぎれもなく、民族差別を扇動するレイシズムデモだ。
このデモに対し、沿道では「STOP民族排外主義」等のプラカードを掲げ市民が抗議していたが、その時、ある学生のメガホンがデモ参加者のメガホンと接触、これを見た警視庁公安部が学生を囲み、「暴行」の現行犯で逮捕。その後になって、デモ参加者に被害届を出させ、容疑は「傷害」に切り替わった。まず初めに逮捕ありき、ではないのか。

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