現在、発売中の月刊総合情報誌『ベルダ』(発行・ベストブック)で、「ブルネイ王室も関与 詐欺疑惑が立件か」とのタイトル記事(冒頭写真)が1頁割いて載っている。
ブルネイ国王の甥っ子らの疑惑であり、王族が関与していることから政治力学が働き事件化は難しいと見られていた。
本紙では約1年前、ちょうどブルネイがTPP交渉開催地になり、同国が注目されていたことから、それに併せ4度に渡り詳細を報じた。疑惑とはいえ、甥っ子の手伝いをわが国で担っていた日本人は真っ黒といってよかったが、その際も残念ながら事件化どころか、大手マスコミからの問い合わせも皆無といってよかった。
ところが、同記事によれば、被害金の一部がわが国暴力団にも流れている模様であることから、立件の可能性が出て来ているという。