報告が遅くなったが、8月6日、東京地裁で例の傷害事件(平成26年刑わ第648号)の菊次達朗被告の本人尋問があった。
なお、この日は被害者とされる塩田大介(冒頭写真)の姿はなかった。
塩田(別件事件で服役中)の尋問はすでに行われ、本紙既報の通り。
本紙はこの公判を傍聴。以下、まずは菊次被告のこの日の言い分を要約してお伝えする。
菊次被告も別件詐欺事件ですでに服役中。控訴棄却され、懲役10年実刑が確定し収監されたのは昨年9月30日。
菊次被告、加害者となっているが、実は自分も塩田に暴力を振るわれ、頚部打撲、頚椎捻挫で全治3週間の怪我を負っていると主張。
事件は11年9月1日深夜2時20分過ぎに起きているが、9月3日、菊次被告は東京・六本木のクリニックで診断書を書いてもらった。一緒に暴力を振るったものの、未だ行方不明のMも頚椎打撲傷、Iも全治2カ月。これら診断書は9月7日、弁護士が被害届と一緒に出した。
ケンカ(=今回の傷害事件)の原因は、金銭の貸借に関して。
自分も暴力を振るったことは認めるが、しかしそれはMに塩田が飛びかかったので、それを止めようとして応戦してのこと。