この連載前号で、いち早く、タイ12人代理出産“父”で、人身売買疑惑まで出ている24歳男性の正体につき本紙は報じたが、その際は上場企業「H」のS会長に止め、24歳男性との関係はボカしていたが、それは中小企業向け事務機、携帯電話など販売「光通信」(9435。東証1部)の創業者で会長の重田康光氏(冒頭写真。49)のことなのだ。
本紙既報後、「日刊ゲンダイ」が始めて実名で報じているように、タイ現地では12人代理出産させた24代男性のパスポートの名前、年齢(顔写真も)が明らかにされており、光通信・重田会長の息子とピタリ一致するという(乳幼児が保護されたマンションの名義も)。
というわけで、大手マスコミはすでに裏取りに動いている。
しかし、光通信広報も、事業とは関係ないとして取材拒否しており、未だ他のわが国マスコミは実名報道には至っていない。