アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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今回の経営陣交代の元――「ソーシャル・エコロジー・プロジェクト」の昨年6月第三者割当増資に驚愕の弁護士要求

 伊豆シャボテン公園などのレジャー施設が核の「ソーシャル・エコロジー・プロジェクト」(6819。JQ。東京都港区)の経営陣が11月29日に全面的に入れ替わり、チンネン(山口敏夫元代議士)派が一掃されたことは本紙でも既報の通り。
その元になったのは、昨年6月、同社が実施した第三者割当増資だった。
この増資で19・11%の筆頭株主が誕生。その際は、これを引き受けた上田和彦氏がチンネン派に付いたことで前経営陣は無事、ほどない定時株主総会を乗り切って続投。ところが今年3月、上田氏はその大半を前経営陣と対立する瀬川派(=現経営陣)に売却(上田氏は4・77%だけの所有に。現在は4・39%)。そして、この11月29日の臨時株主総会では上田氏自身も現経営陣に賛成票を投じたからだ。
上田氏が増資引き受けし、その後、瀬川派に“寝返った”背後に、T弁護士の存在があったわけだが、本紙は今回、昨年6月の上田氏のこの増資引き受けに当たり、T弁護士が本来、あり得ない驚愕の要求をチンネン側に突きつけていた事実を掴んだ。

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