アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

ついに「詐欺だ!」と訴えられた、JPBと磯辺裕樹前代表


JPBといえば、本紙も過去、何度か取り上げた、「日本プライベートバンキングコンサルタンツ(JPB)」なるプライベート・バンク(カネ持ちを対象にした資産運用、資産保全の私的銀行)。
派手な宣伝に加え、新銀行東京の民間筆頭株主になった(実際はグループ企業が日本振興銀行の株主になっていた)との情報が流れるなどし、話題になったこともある。そして昨年5月まで代表だった磯辺裕樹氏は、旧第一勧業銀行、シティーバンクなどを渡り歩き、“資産コンサルタントのカリスマ”などと一部マスコミで持てはやされたこともあった。だが、行員時代、詐欺まがいの行為をしていたことは本紙でも紹介した通り。
昨年7月、このJPBのグループ会社といっていいGPJ(旧JPB西日本)が破綻した(代表だった秦右時・写真左、は旧一勧時代の部下。JPB元副社長)。約1000名から300億円以上集めたとされ、なかには約1億円の被害にあった俳優の渡辺裕之(写真右)もいて話題になった。
被害者は当然ながら警視庁に刑事告訴したものの、別会社であることから、磯辺氏の名前がマスコミに出ることはなかった。
だが、実際には、GPJの運用資金のなかには、JPB等の資産を移管した分がかなりあったのだ。

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧