アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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 北朝鮮政府関係者、ついにジェイ・ブリッジ(野田前会長)を提訴へ

 本紙既報のように、2004年8月実施の第3者割当増資の引き受けを巡ってトラブルになっていた北朝鮮政府関係者は、ついに東証2部の企業再生ファンド会社「ジェイ・ブリッジ」(東京都港区。桝澤轍社長)を提訴することを決定した模様だ。 近く、ジェイ・ブリッジ側に東京地裁から訴状(株券引渡請求訴訟)が届くと思われる。   原告(金田珠年氏)の主張は、約束通り、投資(6億円)に見合う、ジェイ・ブリッジの残りの株式(400万株ー引渡分の74万株=326万株)を引き渡せというもの。これに対し、被告(ジェイ・ブリッジ)側は6億円の資金を受け取ったのは事実だが、内、増資引受資金として受け取ったのは2億円分だけで、残りの4億円は同社の名古屋市舞鶴倉庫の購入代金分(ただし、被告公表価格は3億1600万円、購入者は「三幸電子」)と主張しているようだ。 本紙が入手した関係書類等によれば、確かに原告にジェイ・ブリッジ(当時の代表は野田英孝氏)が出した書類のなかには、「ただし、倉庫の売買仮申込金として」と記されたものもある。だが、この仲介を行った「アイ・セーフ投資組合」(東京都千代田区。業務執行組合 平野彰氏)からは、原告に対し2億円×3回分の「ジェイ・ブリッジの第3者割当資金として預かります」旨の「預り証」が出ている。 関係者によれば、原告も書類の一部に「倉庫の売買仮申込み金」旨の記述があり気になって問い質したが、「便宜上、そういう名目にしているだけ」との説明があり、投資組合の「預り証」があるから納得してしまったとのこと。訴訟では、この点がポイントになると思われる。 ただし、では、仮に原告側の主張が認められても、ジェイ・ブリッジの知らないところで投資組合が騙したとしてジェイ・ブリッジの責任がないとの判決が出るかと言えば、この投資組合の平野氏が代表を務める「サテライト朝日」(東京都千代田区)を、ジェイ・ブリッジは2004年7月、子会社化するほど密接な関係にあるから、関係ないでは済まないのではないか。 「民事でのジェイ・ブリッジ側の言い分を見て、近く刑事告訴もやる」(関係者) 北朝鮮といえば、ちょうどテポドン2号発射を巡ってまさに緊張関係にある昨今、その北朝鮮政府関係者の提訴、さらに告訴の可能性もあるだけに、ジェイ・ブリッジは何ともやっかいな相手と問題をこじらせてしまったようだ。…

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