アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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糸川代議士宛銃弾の送付元?“脅迫”の席に、大野前防衛庁長官と岩永前農水相秘書

  前回に続き、詳報をお伝えしよう。 糸川正晃代議士と『毎日新聞』記者に銃弾が郵送される今年5月29日より約3カ月前、3月3日に、糸川代議士は地元・福井市内のスナックに呼び出され、そこには暴力団組員風の男が複数いた。さらに大野功統前防衛庁長官と岩永峯一前農水相の秘書もいて、糸川代議士は名刺交換したとされる。 そして、糸川代議士が今年2月14日の衆議院予算委員会で、東京都港区南青山3丁目の土地を外資ファンドのサーベラス・グループ会社が買い漁っていることを質問したことを、その場にいた男になじられた。一方、銃弾を送りつけられた記者は、今年1月12日「毎日新聞」一面で、この南青山のサーベス・グループ会社による買収で、山口組系暴力団関係者に資金が流れた可能性があるとスクープしていた。 その問題の土地は、冒頭に掲げた地図のおよそ○部分。表参道交差点にほど近い、青山通り沿いに面している超一等地。ケンタッキーフライドチキンの店舗がある一画だ。 この一帯の一部は、滋賀県に本社を置く大証2部上場の中堅ゼネコン「平和奥田」を経て、同日付で、サーベラス系列のダミー会社「プロビデンス」(大阪市)に所有権移転している。前出・岩永代議士の地元は同じ滋賀県だ。 この一帯はそもそも、バブル時代にリクルートのダミー会社「ルシエル」が地上げを手がけていたが失敗。そのルシエル分の多くはその後、都市基盤整備公団(現・独立行政法人都市再生機構)が買収している。 もっとも、賃借権がついているややこしい物件は除かれており、その部分と、一画で大きな面積を誇る「あさひ銀行青山ビル」も所有(=「昭和地所」。現在、サーベラス傘下)するのがサーベラス・グループなのだ。 「つまり、この都内の超一等地を巡る都市再生機構VS外資・サーベラスの様相なんだ。都市再生機構所有分に関しては伊藤忠に任意売却するとの話も一時出ていて、私は機構の担当課長に会って真偽を確かめたことがあるが、彼は“必ず入札にする”と言い切っていたね。 それはともかく、糸川議員は国会でサーベラスがその付近の土地を買い漁っていると質問した。その前には、『毎日新聞』がサーベラスの地上げに暴力団関係者が協力しているとの記事を書いた。これでダメージを受けるのは、サーベラス側に協力していた暴力団関係者や地上げ業者であるのは確か」(関係者) そこで、圧力をかけたのか? だが、その一方で、こんな疑問もないではない。 「仮にそうとして、スナックに呼び出して取り囲む? しかも、そこに議員秘書をわざわざ同席させるか? どうせ脅すなら、もっとうまくやる。これでは、銃弾を送りつけたのは自分たちとわざわざバラすようなものだ」(事情通)…

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