小泉内閣の重要閣僚・竹中平蔵総務相が自殺未遂!? こんな仰天情報が一部マスコミに流れたのは、昨23日(金)のことだった。 「まさかとは思いましたが、うちも確認に走りました。東京23区内の警察や消防署から、首相官邸など竹中大臣のいたと思われる場所に、いまから一週間以内に出動はなかったのか? もちろん、竹中事務所にも確認をしました。しかし、そういう緊急出動は確認できませんでしたし、竹中事務所は“本人はピンピンしており、予定通り、来週は外遊します”との返事でした。結局、何も裏が取れなかったので報道はしていません」(某大手マスコミ政治部記者) では、この情報はいわゆるガセだったのだろうか。 実は本紙も同じく自殺未遂したとの情報を得ていた。しかも、その出所はかなり竹中大臣に近い筋だったのだ。 事が事だけに、情報源を特定されるようなことがあってはならないので、残念ながら現時点では詳細は述べれない。ただし、「ガス自殺を図った。だが、大事には至らなかった」と告げられたことだけは言っておこう。 俄には信じがたい話だが、万一、それが事実だったとして、では自殺する動機は何なのか? 一般には、竹中大臣がそれほど窮地に陥っているとの情報は一切出ていない。 だが、そこで気になるのが本紙が6月15日に報じた「竹中平蔵大臣に重要疑惑浮上」なるタイトル記事だ。 「小泉さんが引退したら、自分に司直の手が入るのを怯えてのことではないのか。確かに、彼に関しては表向きは何も出ていない。腹心だった日本振興銀行の木村剛会長(日銀OB。竹中氏が金融担当大臣の時に打ち出した政策方針『金融再生プログラム』 のプロジェクト中心メンバー)の疑惑も、いまのところ進展はないしね。だが、その他にも水面下ではいろいろ疑惑があり、東京地検が狙っているとの話は確かに出ている」(事情通)…