東証1部の建設会社「フージャースコーポレーション」(本社・東京都千代田区)といえば、本紙では、千葉県船橋市内で建設していたマンション(冒頭右写真)を巡って、地元住民と訴訟になっていた件を取り上げている。
住民とトラブルになるケースは昨今、珍しいことではない。だが、通常、誠意を尽くして説明するところ、フージャースの場合、“恫喝”訴訟といってもいい内容の損害賠償請求訴訟を起こしたところが特異だったので取り上げた。とても東証1部の高い社会的責任が求められる企業のやり口とは思えなかったからだ。
おまけに、今年2月になって、現場工事が完成に近づくや、今度は、現地見学に来る購入検討者に対する営業妨害を行ったとして500万円の追加訴訟まで提起していたのだ(その訴状=冒頭左写真)。