小山博史氏(写真)といえば、「彩福祉グループ」の元代表。
96年11月、贈賄容疑で逮捕され、上告までして争ったものの03年、懲役1年6カ月の実刑が確定、服役。すでに出所している。
収賄した相手は当時、厚生省トップの事務次官だった岡光序治氏(岡光氏は懲役2年の実刑)。
小山氏は岡光氏に社会福祉法人認可で便宜を図ってもらうため、自動車・ゴルフ会員権・自宅マンションの購入資金など約6000万円を渡していた。結果、拠点の埼玉県では最盛期、社会福祉法人を6箇所も運営する異常ぶりだった。
その小山氏の長女が今年9月、自殺していたことが関係者の証言でわかった。