アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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松浦勝人社長が株主を監禁!? あの注目のエイベックス訴訟の現状(続き)

 元総会屋の本原克己氏が、あろうことか、東証1部に上場している「エイベックス・グループ・ホールディングス」(7860)の松浦勝人社長個人に対し、現役の暴力団組長らと共に監禁され、精神的ダメージを負ったとして損害賠償を求めた注目の民事訴訟――その現状につき、7月26日に続きお伝えする。
7月26日の報告で、この訴訟のこれまでの経緯はわかったと思う。08年6月22日開催のエイベックスの定時株主総会に先立ち、総会屋の本原氏は「質問状」を郵送。しかし、総会では指名されず、発言できなかった。それにも拘わらず、その後、監禁されたというのだ。そして、そうなったのは「原告(本原)の質問が正鵠を得たもの。被告(松浦)にとって脅威。だからこそ、被告はI(組長。実際は実名記載)らの力を用い、原告の口封じをしようとした」(今年1月23日付原告側準備書面より)というのだ。
となると、当然ながら、その質問とはいかなるものだったのか、ということになるだろう。まだ、その内容については報告してなかった。
(冒頭写真=『ZAITEN』9月号記事。経済誌に松浦社長の存在自体が最大リスクと指摘される有様)

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