インターネット上の仮想空間で人気土地を取得し転売すると、実際の不動産取引のように大儲けできるなど謳い、マルチシステムで全国約2万6000名から入会金名目などで約100億円集めたものの、その仮想空間さえまともにオープンできず、事件化した「エクシングワールド」という仮想空間詐欺事件――もっとも、その実際の被害の割りに、捕まった者さえ執行猶予判決(下写真=「東京新聞」13年4月11日記事。冒頭写真の解説は以下の有料記事部分で)で、まして背後の本当のワルは逮捕さえされなかったことは本紙既報の通り。
その1人はT氏なる人物だが、まだこの事件からほどないのに、また怪しい商売を行っていることが判明した。
しかも、その商売は前回同様、やはり仮想空間のもので、さらにバージョンアップさせたというのだから、この竹内氏、当局も、被害者も舐め切っているとしか思えないのだ。