本紙でも既報の野球賭博問題だが、この件と山口組分裂との間に、大きな関連があるとの見方が出ている。(冒頭写真=「夕刊フジ」10月9日付記事)
野球賭博の実態調査に乗り出している日本野球機構(NPB)は少なくとも現状、野球賭博をしていたのは巨人の福田聡志投手(32)だけであり、反社の関与もないといっている。
だが、その方面に詳しい関係者は、「野球賭博は数百億円では済まない巨大利権で、暴力団が仕切っているのは紛れもない事実。また、掛けの『ハンデ』の正確さを期すため、全球団に次回に投げる投手は誰かなど教えてくれる内通者がいるとされ、そうした者は野球賭博に引っ張り込んでズブズブの関係にして協力させるのがセオリーだから福田選手だけのはずがない」と断言する。
そんななか、なぜ、いま野球賭博問題が飛び出したのかというわけだ。