アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「大量保有報告書」虚偽記載!? T&Cホールディングスなどの大株主になっていた水源ビジネスや未株詐欺グループ

 本紙は昨年12月15日、「逮捕された投資詐欺首謀者と、あの塩田大介氏との意外な接点」なるタイトル記事を報じている。
12月14日、大阪府警などが、水源地の権利を買えば年6%の配当が得られるなどとして、全国の高齢者から数十億円を騙し取っていた詐欺グループの首謀者と見られる菊次達朗(46)を逮捕したが、暴力団元組員のこの菊次被告は、先日、競売妨害容疑で逮捕状が出た塩田大介容疑者とは元々仲間だったなどとする記事だ。
それから2カ月余り、大阪府警などはその後の捜査で、この水源ビジネスの詐欺容疑で、新たに水口達(32)と林政長(33)両容疑者を逮捕した。
本紙は昨年10月7日、「宝田陽平の兜町アンダーワールド」という連載の第321回目として、「T&Cホールディングス株、大暴落の背景」なるタイトル記事を報じている。
「香港東盛禾投資集團有限公司」なる、ジャスダック上場T&C株14・4%を握る大株主が借金の片に同株を担保に取られ、その大半を叩き売られたことを契機に、T&Cの株価は大暴落する(上写真=その株価チャート図)が、実はこの香港東盛は金融経済評論家を名乗る松本弘樹氏らのダミーではないかという内容だった。
その際、松本氏らに自前資金があるはずがなく、別に金主がいるとも報じたが、実はその金主とは驚くなかれ、水源ビジネスの詐欺容疑で新たに逮捕されたこの水口容疑者だったのだ。

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