アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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塩田大介の競売妨害事件で新たに逮捕された会社社長は、三井環元大阪高検公安部長の後見人

 昨日、本紙が以前から追及していた塩田大介「ABCホーム」元会長が実質、所有する東京都港区西麻布のビル(通称「西麻布迎賓館」)を巡る競売妨害容疑で事件化したのは本紙でも既報の通り。
その件で、塩田の兄などの逮捕後、新たに岡村泰孝(64)なる人物が昨日逮捕された。その際の報道時の肩書きは会社役員となっているが、実は、岡村容疑者は、あの検察の裏金づくりを告発しようとして見せしめ逮捕された三井環元大阪高検公安部長の後見人だったのだ。
競売妨害容疑をもたれているのは、「西麻布迎賓館」の402号室。その部屋の所有は塩田とはまったく無関係の所有者ということで、ビルを丸ごと競売できない(例えば、ビルを壊して建て替えも不可)=競売妨害になっていたわけだ。
その402号室の所有はO社(東京都港区)となっている。そして、そのO社の所有とほぼ同時期、その402号室に賃借権が設定されている。

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