アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<記事紹介>「村上ファンド『復活』と美女」(『AERA』09年12月7日号)

 2週前の号になるが、『AERA』に掲載された「村上ファンド『復活』と美女」なるタイトル記事(冒頭左写真。3頁)が、一部の事情通投資家の間で話題になっている。
村上ファンド」を率いていた村上世彰被告はニッポン放送株のインサイダー容疑で逮捕され、未だ被告人の身(今年2月の2審判は懲役2年、執行猶予3年。追徴金11億4900万円と罰金300万円。上告中。冒頭右写真=「日経」09年2月4日記事)だが、「レノ」(東京都港区)なる会社の役員などを務める三浦恵美なる女性を通じて「復活」しているというもの。ただし、投資先は株から、不動産にシフトしているという。(なお、同記事では三浦氏も村上氏も互いの関わりを否定している)
今年5月に会社更生法を申請した元東証1部の大手不動産会社「ジョイント・コーポレーション」。そのスポンサーには、ゴールドマンなど世界的にも有力な投資会社が名乗りを上げるなか、この無名のレノが選ばれたことから、注目を浴び出したわけだ。
実は本紙は今年1月ごろ、彼女の存在をある投資家から聞いていた。レノ=村上のダミーと聞かされたのだが、いま一つ確証が得れず、記事を見送っていた。それは、破産した「リプラス」との関係からのものだった。

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