一昨日、アップされた「ギョウカイヘッドロック」というブログの記事が、押尾学事件や永田町関係者の間で話題になっている。
そこに森喜朗元首相(冒頭左写真)と、押尾事件で亡くなったTさん(=田中香織さん=同右写真)との写真(他に2名の女性。しかもTさんとされる女性は顔の一部が写っているだけ)といわれるものが掲載されているからだ。
このブログを発信しているのは、押尾事件以上に一般人の関心が高い酒井法子の覚せい剤事件を契機に、著書『孤独なうさぎ』を出した芸能界事情通のジャーナリスト・渡邊裕二氏で、匿名でないことも真ぴょう性を高めているようだ。
もっとも、渡邊氏自身はその記事のタイトル「決定的写真出回る!! PJ野口美佳と田中香織さんとは押尾学より前から面識があった」から察せられるように、「ピーチ・ジョン」の野口社長と田中さんの関係を強調したかったのかも知れない。
だが、押尾がようやく再逮捕され、警視庁が「空白の3時間」の謎に迫ろうとしているまさにそのタイミングを待っていたかのように、森元首相と田中さんとされる写真が掲載されたのだ。
折から、森氏の一人息子・祐喜氏(横写真)も“現場”に同席していたとの噂が流れ、その現場である六本木ヒルズを所有する森ビル社長と森元首相はひじょうに懇意。しかも、この記事では祐喜氏と田中さんも面識があったと記されているのだ。話題を呼ぶのも無理もない。
ただし、渡邊氏が業界関係者からFAXで届いたとされる複数の写真が掲載された雑誌らしいというもの、意図的な工作がされている可能性もあり、鵜呑みにはできない。