アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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貸金オーナー失踪事件に新展開ーー京都府警が産廃処分場を捜索

 京都府警は12月始め、13年3月下旬、京都市左京区の会社前から失踪した社長(75)に対する逮捕監禁致死容疑で、長野県内の産業廃棄物処理場を数日間に渡り家宅捜索し、処分場の土砂を掘り起こすなどしたという。
これ、大手マスコミで唯一「産経」だけが、12月8日朝刊で報じた。
この失踪している男性とは、大手貸金「鳳」(冒頭写真は本社ビル)のオーナーだった松本貞雄氏。
本紙は偶然にも松本氏失踪直後に情報を得、報じている
その後、京都府警が捜査に乗り出し、その捜査が山健組に向かい、ついに昨年11月には、任侠山口組のトップ・織田絆誠代表の自宅などへの家宅捜索にまで及んだことなどフォローして来た。
ただし、以下に転載したような山健組犯人説を説く「怪文書」が出た時期は山口組分裂(15年8月)後の17年7月末で、実行犯の名前から、遺体を埋めた場所、動機まで詳細に書かれたものだったことから、山口組が情報戦の一環として、敵対組織に対し当局に圧をかけさせるために出したものでガセではないかとの説も流れていた。
実際、本紙が得た情報のなかには織田代表は関与を完全否定しているとの内容もあり、本紙も慎重に報じて来たつもりだ。
しかしながら、この間の京都府警の動きを見ると、「怪文書」に書かれている内容の信ぴょう性が高まっているとの見方もある。
今回、京都府警が家宅捜索した処分場は「産経」記事では長野県内としか書かれていないが、「怪文書」通りなら、長野県に本社を置く産廃業者「F」の産廃工場ということになる(以下に写真掲載)。

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