アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(644)「ストリーム」相場操縦容疑者と会っていた「ウルフ村田」

まず、誤解のないように断っておくが、東大卒を売りにする株式トレーダー、金融トレーダーと自称する「ウルフ村田」(村田美夏。冒頭右写真)も、今回容疑のインターネット関連会社「ストリーム」(3071。マザーズ。東京都港区)株急騰に関わっていたといっているわけではない。
今回、同容疑で逮捕された6人の容疑者のなか、“ヒゲの高橋”こと高橋利典(69。冒頭左写真)と逮捕される前に会っていたこと。高橋容疑者はそのころも別の株価引き上げを狙い精力的に動いていて、その件で2人は会っていたようだということを指摘したいのだ。
さらに断っておくが、だからと、筆者はウルフ村田が違法とは思わない。
アクセスジャーナル本編既報記事でいえば、オフ会の実例、与沢翼の詐欺疑惑FXスクール企画の裏の実行者O氏と親しいなど、正業のプロというよりも、もはや「煽り屋」と呼ばれる存在で知られる彼女ーーしかしながら、この煽り屋はグループを組み、ツイッター、テキストリーム、オフ会、セミナー、情報サイトなどを駆使し小型株に個人投資家を呼び込み株価を吊り上げさせるわけだし、あくまで買う決定をするのは投資家。だがら自己責任で、株価操縦には当たらない。インサイダーや風説の流布でもない限り、高値に飛びつく方が悪い。
特定の数人が株価を引き上げる昔の時代と違い、今の法律では残念ながら、こうした「煽り屋」を摘発するのはひじょうに難しいと考えるからだ。
もちろん、だからといって問題がないわけではない。したがって、筆者は彼女を株式などのプロとは毛頭思わない。
さて、では高橋容疑者はウルフ村田と会ったころ、どの株をいじっていたのか?

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