アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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押尾事件で注目――あの「エイベックス」松浦社長側近系芸能プロ「ミューズコミュニケーション」に東京地検特捜部が強制捜索

 本日昼過ぎ、東京地検特捜部は、芸能プロダクション「ミューズコミュニケーション」(東京都目黒区。登記は世田谷区)を強制捜索(ガサ入れ)した。
ミューズ社は今年3月、法人税法違反(脱税)の容疑で、東京国税局が東京地検に告発していた。
だが、本紙はすでにこの10月8日に詳しく報じているように、その人脈の繋がり、そして時期的に見て、今回の東京地検特捜部の狙いはミューズ社の脱税だけとはとても思えない。
ミューズ社のオーナーは遠藤日出樹氏。
そして、その遠藤氏は東証1部「エイベックス・グループ・ホールディングス」(東京都港区)の松浦勝人社長の側近で、実質、エイベックスグループのマイナス面の広報を一手に引き受けているとされる。
一方、押尾事件は、いま警視庁は死去したTさんの保護責任者遺棄致死罪容疑などで捜査を進めているが、押尾被告は事件前までエイベックスに所属していたし、“空白の3時間”の現場にはエイベックスの社員が2人駆け付けており、証拠隠滅の容疑の目が向けられてもいる(ただし、押尾被告の元マネージャーはなぜか、事件後、退社している模様)。

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