アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(259)消費者金融大手「武富士」に関する怪情報

 今年6月から、借入総額を年収の3分の1に制限する「総量規制」などが導入される消費者金融業界――すでに利用者の約5割はこの規制に引っかかっているという。それに加え、過払い金返還請求も納まる気配はなく、この業界の先行きが暗いのは容易に想像が付く。「大手でも生き残れるのはぜいぜい2社程度?」なんて見方も出ているほどだ。
こうなると大手銀行傘下に入っていないところはより厳しく、この2月半ばに発表になった大手4社の09年4~12月期の業績を見ると、売上高(連結)にあたる営業収益は「武富士」は前年比35・2%と最大減。約953億円で、いまや「プロミス」(約2589億円)、「アコム」(約2124億円)の半分にも満たない。
こうした惨状のなか、「武富士」(東京都新宿区。最近は創業者・武井一族の自宅を巡る件でも話題に)は利用者への貸し出し債権や保有株式の売却などを進め、手元資金の確保に懸命だが、そんななか、事情通のブローカーの間で武富士に関してこんな怪情報が囁かれている。

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