「岡本ホテル」(静岡県熱海市)など11ホテルを運営する「岡本倶楽部」の会員権(預託金)販売に、ついに捜査のメスが入ったのは本紙でも既報の通り。
当局は出資法違反容疑を足掛かりに、総額200億円以上と見られる違法集金の解明を目指す。(冒頭左写真=「日経」5月27日記事)
本紙は、その一部流用疑惑に関する内部資料を入手している。
「岡本ホテル」を始めとするホテルが使用できる会員制「岡本倶楽部」のオーナーは大東正博氏と見られるが、その大東氏が実質、運営している会社が、第1次会員募集でかなりの資金が集まったと思われる時期、何台もの高級車を購入、さらにはプレジャーモーターボート(冒頭右写真)などまで購入していた疑惑だ。
その会社はD社という。
(証拠の購入車「検査証」、「船舶検査証書」を以下に転載)