アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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背後の暴力団、解明なるかーー「岡本ホテル」出資法違反容疑で捜査

本紙の第1報から約1年1カ月、ついに「岡本ホテル」(静岡県熱海市)など11ホテルを運営する「岡本倶楽部」の会員権(預託金)販売に捜査のメスが入った。
容疑は出資法違反だが、警視庁他、静岡県警、兵庫県警、福井県警の合同捜査本部が11ホテルすべてを家宅捜索するという入れ込みようの背景には、暴力団の影を見ているからであることは間違いない。
同倶楽部に関しては、以前から、関西広域暴力団との関わりが噂されていた。
「オーナーと見られる大東正博氏始め幹部は、若いころ不良だった者が多いが、暴力団とは直の関係はない。しかし、岡本倶楽部は経営不振のホテルを安値で買収しており、債権者と揉めるのはある種必然。また、最初まとまった資金があって始めたわけでもない。
そのため、トラブル処理や資金繰りの関係からそのスジと関係が出来、当局は結局、集めた預託金のかなりがそのスジに流れ、また経営にも介入されていたと見て捜査しているのは間違いありません」(関係者)

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