6月15日、東証1部、消費者金融大手「武富士」(東京都新宿区)の武井健晃副社長(40)の東京都杉並区の自宅(冒頭右写真)に、銃弾のようなものと、脅迫文が入った手紙が郵送され、警視庁高井戸署が脅迫容疑で捜査していることが明らかになり、大手マスコミが一斉に報じている。
犯人はいったい誰で、何の目的で出されたのか?
大きなヒントになるのは、その脅迫文の内容。そこには、「貴様らは、亡武井の約束を破った。その報いは、受けてもらうぞ。覚悟しておけ」と記されていたという。
また、封書の裏側の差出人を書く場所には、故人で、副社長の父である武井保雄氏(冒頭左写真。武富士創業者で元会長)の名前があったという。