アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>「ジェイ・ブリッジの闇」第6回 「医療再生ファンド以外でも提訴される」

 情報誌『現代産業情報』の最新号(5月1日号)も、東証2部の投資会社「ジェイ・ブリッジ」((東京都墨田区)を特集している。
「ジェイ・ブリッジの上場廃止が目前で明るみに出る疑惑の数々」なるタイトルで、3つの問題点が浮上しているという。
第1は本紙のこの連載でも触れている神奈川歯科大学(冒頭写真)の問題。同大学を巡っては横領事件で元理事などがすでに逮捕・起訴されているが、同事件で問われている詐取額は2億5000万円。これに対し、同大の投資額は実に約100億円、損失は内90億円にもなるが、その投資の大半はジェイ社関係で、しかも同事件で逮捕された投資顧問業の大島健之とジェイ社元社長の桝澤徹氏は以前、同じ証券会社にいた関係からのことで、ジェイ社が上場廃止や倒産を向かえれば、「神奈川歯科大学の闇」が再度、復活するというもの。
第2は「第二海援隊」(上写真=同社から出た書籍の一つ)の浅井隆社長の問題。
浅井氏は投資アドバイザーもしているが、そのタイアップ先がジェイ社関連のため、同じく問題化する可能性があるという。
そして第3は多くの投資家の訴訟。
本紙も医療再生ファンド以外の訴訟を把握している。

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