アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<主張>東電に反省の色なし――トカゲの尻尾切り、大甘処分で、久間元防衛相代表NPO法人詐欺事件関与を幕引きか

 大手マスコミ既報のように、警視庁組織犯罪対策3課は3月23日、久間章生元防衛相(下写真)が代表を務めていたNPO法人「東日本大震災原子力災害等被災者支援協会」(東京都中野区)を舞台にした詐欺事件で、東京電力の40代社員を、同じく詐欺容疑で東京地検に書類送検した。
この事件、同NPO法人が、3・11大震災に伴う福島第一原発事故で売上が減ったとする企業の東電への賠償金請求を代行する際、不正請求していたというもの。当然ながら、売上が減った責任は東電にあるから東電は賠償金を払うのだが、その不正請求に加害者たる東電社員が協力していたわけだから悪質なんてものではない。
 ところが、逮捕でなく書類送検。その社員の実名も公表されていない。
この事件、元幹部の進藤一聡被告(44。詐欺罪で公判中)が今年1月の公判で東電社員に詐取額の5%を支払っていたと証言したことから発覚したとされる。東電社員は約500万円の報酬を受け取っていたとされるも、「不正請求の認識がなかった」として逮捕でなく書類送検に。
しかしながら、本紙は前出・進藤被告が公判で証言するより前、昨年11月3日、同事件に東電社員(部長)が関与していたとの関係者の証言を掲載。さらに進藤被告の証言を受け再度、その関係者に連絡したところ、少なくとも東電社員4人が関与、むろん不正と認識しており、その4人のなかには何と役員まで含まれていたと紹介している。

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