歌舞伎俳優の市川海老蔵(32)が顔を殴られてほお骨にヒビが入るほどの重傷を負った事件で、海老蔵は11月28日、警視庁目黒署に被害届けを出した。(冒頭写真=28日の『スポニチ』『日刊スポーツ』記事)
同署は今後、警視庁本庁1課と共同で傷害事件として捜査するが、海老蔵が被害に会ったのは25日早朝とずいぶん前だ。また、海老蔵自身は当初、被害届は出すつもりはなかったようだが、帰宅した際、妻が海老蔵の傷の酷さに動転し、間違って119番ではなく110番したため、事件化したとの見方もあるし、当初の事情聴取では酔い過ぎて記憶がほとんどないと答えていたことも加わり、単に売り物の顔を傷つけ、公演をキャンセルするに至ったマイナス面だけでなく、別の公にしたくない何らかの事情があるのでは、との穿った見方をする向きもある。
なお、現場になったビルは、本紙既報の、あの「ユニマットライフ」高橋洋二会長の東京・西麻布の“隠し部屋”のすぐ隣の14階建てビル(上写真)。