アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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あの新宿歌舞伎町44名死亡火災ビル跡地利用「射的屋」オーナーの正体(続報)

 ビル火災で44名が亡くなってからすでに8年余経つが、未だ「縁起が悪い」などということで跡地利用が進まない東京・新宿歌舞伎町「明星56ビル」(冒頭左写真=「日刊ゲンダイ」01年9月5日記事。右写真は管理責任を問われた瀬川重雄ビルオーナー)跡地ーーそこに昨年11月、現われ、「射的屋」を始めた会社オーナーの正体を前回、本紙はスッパ抜いたが、さらに決定的な証拠を入手したので追加報道しておく。
 この射的屋を経営する「クールジャパン」(東京都新宿区)、表に出ているのは執行役員などの若手ばかりだが、昨年1月に設立され、社員募集した際、有力なヒントを残していた。
登記上の住所は設立時から新宿区内だが、社員募集時の本社住所は港区赤坂8丁目とされ、しかも設立間もないのに「クールジャパンビル」と謳い、“自社ビル”と宣伝していたのだ。
ところが、先日、そのビルを覗いてみると、ご覧のように(上写真2点とも)、ビルはもぬけの殻で、入り口にも入れないような状態。これはどういうことなのか。

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