アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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橋下徹府知事懲戒請求弁護士に脅迫電話の事件、犯人特定も、すでに幕引きの動き!?

山口県光市で起きた母子殺人事件を巡り、安田好弘氏を始めとする被告弁護団への懲戒請求をテレビ番組で呼びかけた橋下徹大阪府知事(41。冒頭写真)に対し、所属する大阪弁護士会が今年9月17日、業務停止2カ月の懲戒処分を下したのをご記憶だろうか。
そもそも、この懲戒申し立てを行ったのは、橋下知事がイソ弁(従業員弁護士)時代、10カ月お世話になった弁護士事務所の親弁・樺島正法弁護士(68。横写真)なのだが、その樺島弁護士、業務停止2カ月は軽すぎるとして、今度は日弁連に対し、11月12日、除名もしくは退会命令を求めて異議申し出を行った。
 こうした一連の出来事のなか、その樺島弁護士の大阪市北区の事務所の留守電に、「殺してやる!」「覚悟しとけよ!」「地獄に落としてやる!」といった脅迫電話が4回かかり、当局はすでに脅迫容疑で捜査を行っている。
電話があった4回とは9月22日、25日、11月13日、18日。橋下知事に懲戒処分が下った(9月17日)直後と、樺島弁護士が日弁連に異議申し出をした(11月12日)直後。
いずれも、発信者は非通知で、留守番電話に同一人物と見られる男の声で入っていた。
本紙が得た情報によれば、当局はすでに犯人を割り出し、事情聴取も行っている。ところが、「現行犯でないと検挙しにくい」などといった意味不明の理由で持って、すでに事件の幕引きを図る動きがあるというのだ。
いったい、どういうことなのか?

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