アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

警視庁、本紙・山岡に顔写真、指紋採取を要請

本紙・山岡が武富士に天下っていた元警視庁警部補に名誉毀損で訴えられ、それを古巣の警視庁刑事部捜査2課が正式受理し、この間、事情聴取を受けていたのは既報の通り。
それもようやく終わり、後は検察の判断を待つだけというのも追加でお伝えした。
ところが、一昨日、その担当の警部補から電話があり、「いちおう被疑者なんだから、顔写真、それに指紋を採らせてもらえないか」といわれたのだ。
既報のように、本紙・山岡としては、そもそもこの程度のこと(武富士盗聴事件の単行本のなかで、この元警部補が退職金以外に500万円もらっていたことに疑問を呈した)は民事事件もので、刑事告訴されること自体、そしてそれを受理して捜査することも嫌がらせとしか思えない。
そこに持って来て、写真撮影に、指10本すべて指紋を採らせろ?
弁護士に相談したところ、確かに、最近になり、例え在宅による取り調べ、送検でも、当局の方針として、写真と指紋採取要請を行っているとは聞いていたとのこと。ただし、同じ任意でも、事情聴取に応じないのとはレベルが異なり、これを拒否したからといって逮捕ということはあり得ないとのことだった。
それはそうだろう。書類送検前に逮捕できるような証拠がないから在宅なわけだから。
というわけで、写真、指紋採取要請はもちろん拒否した。
これでは、共謀罪が成立すれば、本紙・山岡などイチコロででっち上げ逮捕されかねない。本当に、わが国は相当やばい管理社会にすでになってしまっているとしみじみ実感。共謀罪が加われば、完全に言論の自由は死滅だろう。

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