アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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武富士天下り元警官が本紙・山岡を刑事告訴している件、本日、調書にサイン。後は検察の判断待ち

本日、午前10時に出向き(今回は警視庁本庁)、出来上がったという本紙・山岡自身の調書(計4通)に目を通し、すべてに署名・押捺して来た。
事の経緯は、こちらの記事を見ていただき、さらに興味がある方は同記事中、クリックすればさらに過去の関連記事に遡れるようになっているのでご覧いただきたい。
調書は(1)山岡個人の経歴等、(2)この名誉毀損容疑に対する総論的反論、(3)反論の核となっている武富士から岩根元警視庁警部補が退職金(武富士に天下っていた)とは別名目で500万円の現金を受け取っていたことを裏づける領収証や、その代わりに在職中のことを一切漏らさないことを約束する念書等証拠書類の入手経過と裏取り、それに告訴人・岩根氏への電話取材の詳細等、(4)自分の記者としての基本姿勢と、今回、岩根氏の疑惑を著書で取り上げた基本スタンスなど――の4通。
思った以上に、山岡の言い分は漏れなく盛り込んでいてくれたので、3箇所の表現箇所の訂正(後1箇所、事実誤認の訂正あり)のみで済ませ、結果、1時間ほどで終わった。
この調書は、告訴人・岩根元警視庁警部補他、何人かの関係者の調書とともに送検され、後は検察官の判断を待つのみ。
身柄送検(逮捕された状態で)の場合、起訴するかどうかは判断する期限は実質、決まっている(原則10日間)が、今回のような書類送検のケースでは時効までにやればいいだけで特に期限はない。だが、常識的には来年春ぐらいまでには起訴になるか、あるいは略式起訴か、不起訴かの結論は出ると思われる。また、必要であれば、その前に検察官から事情聴取の要請が来ることになる。

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