アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「赤坂・海生公認会計士共同事務所」が準登録事務所名簿から取り消しになった理由

日本公認会計士協会は9月21日付で、「赤坂・海生公認会計士共同事務所」(東京都千代田区。所属公認会計士は赤坂満秋、海生裕明)につき、上場会社監査事務所の準登録事務所名簿から取り消した。
同事務所は昨年度、上場会社監査事務所名簿への登録申請を行い、日本公認会計士協会の品質管理委員会は同事務所が社会的に影響の大きい上場会社を監査するに足る信頼性が有するか審査していたが、結局、有しないとの結論を出したわけだ。
海外ではエンロン破綻(01年。アーサーアンダーセン会計事務所が監査担当。02年解散)、わが国ではカネボウ粉飾(04年。中央青山監査法人。07年業務停止、解散)、ライブドア事件(06年。港陽監査法人。06年自主解散)など、担当監査法人も関わる会計不正・粉飾の増加を受け、07年4月から、日本公認会計士協会はこの登録制度をスタートさせていた。

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