アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

訴訟もーー顧客だけでなく、取引先(下請け)イジメもしていた!?株価半減の「PCデポ」(2)

8月中旬に発覚した高齢者とのサポート契約解除を巡るトラブルが表面化したことでわずか半月ほどで株価が半減、その後も株価は回復せず、9月30日には500円割れで年初来安値を更新した「ピーシーデポコーポレーション」(PCデポ。7618。東証1部。横浜市港北区)ーー神奈川県地盤のPC販売・サポート企業だが、本紙では9月7日、同社は顧客に対してだけでなく、取引先との間でも優越的地位を濫用し下請けイジメを行ったとして、訴訟になっていることを紹介した。その詳細がわかったので、追加報道する。
前回、PCデポが様々な無理難題をふっかけ、結果、約8億8000万円(原告P社とPCデポとの総取引額の約2割に当たる)の損害を被っているとP社(東京都渋谷区)が昨年7月、横浜地裁にPCデポを相手取り提訴、現在、係争中であることは述べた。
訴状によれば、原告がその無理難題のなかでも最も悪質かつ巨額と主張しているのは代金からの不当相殺だ。

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