アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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これでも本当に牛肉輸入再開!?  2つの米国文書

輸入再開が決まり、今後、米国産牛肉が続々とわが国に入って来るわけだが、本紙は、米国の2つの重要な関係文書を入手した。
一つは、米国の会計検査院の報告書。BSE牛の肉骨粉からの感染を防止するため、米国でも公式見解として、牛の飼料に肉骨粉は使用していないとされるが、現実ではそうでないと、05年2月25日に報告書が出ていたのだ。
もう一つは、全米食肉検査官合同評議会が米国農務省に宛てた書簡(04年12月8日付)。人間へのBSE感染を防ぐため、危険部位は完全に取り除くことになっている。わが国への輸入再開もこれが大前提であることはいうまでもない。ところが、第一線の検査官が、これが実施されていないことを認める内容になっている。

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