アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

債務超過で経営危機「郷鉄工所」の闇(10)

 この12月7日、19日、20日と立て続けのIRが示すように、借入金の返済期日を延ばす一方で、新たな借入を繰り返すなど、相変わらず資金繰りに四苦八苦している、債務超過で経営危機の「郷鉄工所」(6397。東証2部。岐阜県垂井町)――それもこれも、本紙既報のように、田中桂一専務が事件屋といってもいい松尾隆氏(名前だけでなく、執行猶予明けになっているというのも虚偽と思われる)と組んだがためによけいに信用失墜、第三者割当増資を実施できないためだが、本紙の元には、この連載9回目に述べた以外にも、この田中専務・松尾氏コンビの怪しい動向に関する情報が入って来ている。
その1つは、この連載2回目でも一言触れていた、あの真珠宮ビル跡地(冒頭左写真。跡地後方の巨大ビルがJR東日本本社ビル)の買収計画。連載9回目で述べた「都内の事件ビルでは恐くて誰も手を出さないのでバクチを打とうとした」とは、この件を指す。
冒頭(右の方の写真)に掲げたのは、その証拠の「買付証明書」。なお、その相手は「ブラックストーン合同会社」となっているが、これは「合同会社ブラックストーン開発」(千葉県中央区)の誤記。
関係者が証言する。

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