月刊会員制情報誌『選択』(2022年7月号)に「トヨタグループ」創始者・豊田佐吉氏のひ孫、玄孫の記事が載ったことがあった。合成樹脂の自動車部品メーカー「イクヨ」(7273。東証スタンダード。神奈川県厚木市)や中国仕手・投資家との関係からのことだが、ここに来て新たな情報が入って来た。
当時、イクヨに投資していた元上場企業「アジア開発キャピタル」は東京都中央区勝どきにあったが、同じ住所に玄孫の会社「豊田TRIKE」があった。トヨタ名を利用していたというのだが、その後、噂が途絶えていたが、この続きは以下で。
それから、アクセスジャーナル本編で記事削除仮処分申立されても追及している「unbanked」(8746。東証スタンダード。東京都渋谷区)、8位株主に「河合マーロン」なる者がいるが、過去、「イメージ ワン」(2667。東証スタンダード。東京都品川区)については3%以上、「ANAPホールディングス」(3189。東証スタンダード。東京都港区)の10位(0・48%)だったこともあった。いずれも、いわくつきの「ハコモノ」に成り下がった企業だ。unbanked3位株主の「TMフィナンシャルストラテジー」は神戸の投資会社のようだが、ここも他に「SAAFホールディングス」(1447。東証グロース。東京都江東区)の大株主(3・2%)だったり、「パス」(3840。東証スタンダード。東京都渋谷区)も過去株主(1・5~2・4%)で、前者は代表の不正に付け込んでプロキシーファイトがあったり、後者はやはりいわくつきのハコモノ銘柄といっていい。
ほんの一例に過ぎないが、彼らは増資資金が欲しい怪しいハコモノ企業を巡回しているともいえる。
ところで、unbankedの時価総額は7月24日時点で17億8300万円しかない。これは8月25日付で内部管理体制の欠如などで上場廃止が決定している「昭和ホールディングス」(冒頭写真。5103。東証スタンダード。千葉県柏市)の整理銘柄入り直前の時価総額とさほど変わらないレベルだ。ついでにいえば、昭和HDはアクセスジャーナル本編でかつて追及していた此下兄弟が牛耳っていたが、今年6月の株主総会で代表だった此下竜次氏(横写真)の取締役続投は否決された。ゴム事業の実業を持つそれなりの会社だったが、結局、兄の此下益司氏も含めた彼らの食い物にされたのではないか。子会社だった「ウェッジホールディングス」(2388。東証グロース。東京都江東区。代表は此下竜矢氏)への影響は!?
話をunbankedの戻り、時価総額にしてもここまで下がるとかなり危険で、東証は安易な増資は許可しないだろう。なお、グループ会社の「クラウドバンク」にも良からぬ噂が流れている。訴訟リスクもあるので「噂」と念を押しておくが、組成ファンドで元本償還の遅延、償還の延長が発生していたという。もっとも、元本保証商品ではないが。
さて、以下では、最近急騰したある銘柄についても触れておこう。



