アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<復活!!>『田沢竜次の昭和カルチャー甦り』第178回「山田五郎の『純情の男飯』」

筆者・田沢竜次(フリーライター)。1953年東京生まれ。編集プロダクション勤務などを経て1983年からフリー。85年『月刊angle』連載を基に『東京グルメ通信・B級グルメの逆襲』(主婦と生活社)を書き下ろし、また文春文庫の「B級グルメ」シリーズでも活躍。B級グルメライターとして取材・執筆を続け今日にいたる。一方、大学の映画サークルで自主上映するほど映画にも精通。著書に「B級グルメ大当りガイド」「ニッポン映画戦後50年」など。

 山田五郎さんが亡くなった。
最初に思ったのは、『アド街ック天国』での教養あふれる解説コメントが聞けなくなったことだ。どんな街の特集でも、山田五郎さんが何を言うかが楽しみだった。直接の面識はなかったけど、編集長時代を務めた1980年代の『ホットドッグプレス』(講談社)で一度だけ何かの食べものをめぐる座談会に出たことがある。その頃は、マガジンハウスの『ポパイ』のライバル誌で、若者向けマガジン全盛時代のなか『ホット~』は、『ポパイ』よりも大衆路線狙いだったようで、じっくり読んだりはしなかったが、店頭で特集のキャッチなどうまいなあと思ってた。
山田五郎といえば専門の美術史からサブカル、オタク趣味まで、博覧強記だけど偉そうでなく、10年ほど前か、TBSラジオの「荒川強啓 デイ・キャッチ!」という番組の木曜レギュラーで、政治からカルチャーまでコメントしていたが、傾聴に値する話が多かった。
 そこで今回は、こちとらが愛読したグルメ本の中にあった『山田五郎が食べ歩く 純情の男飯』(講談社。2009年)を紹介したい。『フライデー』に連載した(東京を中心とした)食べ歩き67店を収録したもので、「大人な男の一人飯」というコンセプトでセレクト。定食、丼、カレー、オムライス、カツ、餃子、焼き鳥、そば、ラーメン、パスタ、ホットドッグ等々、「安い、早い」からちょいとグレードの高い店まで、そのセレクトのセンスから、そそられる感が素晴らしかった。そんなわけで今回は67店のなかから自分もよく行った店(なくなった店もある)と絶妙なコメントを引用させてもらう。

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