香港系を始めとした物言うファンドが大株主に登場した後の株価を見てみよう。その大半は翌日が高値、あるいは3日以内に高値をつけ下落している。半導体一色の相場で、アクティビストには関心がなくなったのだろう。実際、多くのアクティビストは運用成績で苦戦しているという。有名個人投資家が登場しても同様で、翌日急騰すれば普通は売って来るだろう。
ところで、いわくつきの「abc」(旧「GFA」。昨年9月社名変更。3808。東証スタンダード。東京都港区。疑義注記)の株価下落が止まらない(冒頭写真)。
2025年4月1日、松田元氏(右下写真)は代表取締役となったが、前日の終値は508円、当日465円、翌日408円と急落。そして今年7月10日終値80円。社長就任前日から6分の1以下に暴落。その間、日経平均は2倍以上に上昇しており、abcの低迷ぶりは際立つ。
暗号資産投資の失敗(7月6日、暗号資産ディーリング事業の撤退につきIR)、監査法人不在(5月8日付で辞任)によるものだが、低迷により新株予約権の行使が進まず資金調達は厳しい。また、頼みの綱でもある今年2月13日にIRしたスペースXへの1・7億円投資だが、スペースXの株価自体6月11日の公開価格(135ドル)こそ今現在も上回っている(145・3ドル)ものの、高値225・64ドルからは大きく急落している。
さて、XはじめSNS上では、材料・仕手株の煽りをよく見かけれるが、その多くはインフルエンサーを利用しての売り逃げ目的だ。インフルエンサーは「はめ込み」「下手糞」と叩かれるが、裏で頼まれて煽っただけで、自身は売買していないばかりか煽り料を受け取る。そんなことも知らずに買い上がる投資家はもう株取引を止めた方がいいレベルだろう。
以下、今週の怪しい銘柄を2つ取り上げたい。なお、内容をY掲示板に書き込む読者を見かけるが、見つけ次第、厳正に対処する。



