アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<復活!!>『田沢竜次の昭和カルチャー甦り』第176回「『空の大怪獣ラドン』70周年」

筆者・田沢竜次(フリーライター)。1953年東京生まれ。編集プロダクション勤務などを経て1983年からフリー。85年『月刊angle』連載を基に『東京グルメ通信・B級グルメの逆襲』(主婦と生活社)を書き下ろし、また文春文庫の「B級グルメ」シリーズでも活躍。B級グルメライターとして取材・執筆を続け今日にいたる。一方、大学の映画サークルで自主上映するほど映画にも精通。著書に「B級グルメ大当りガイド」「ニッポン映画戦後50年」など。

 「朝日新聞」の「声」欄(読者の投書)を眺めていたら、6月18日にあっと驚く文章が掲載されていた。タイトルが何と「怪獣ラドン70年 破壊者の哀しみ」(文筆業。75歳)だって。
一部を引用させてもらうと「幼いころからゴジラやモスラなどのファンだった私にとって、最も印象深い作品が『空の大怪獣ラドン』です」「2匹のラドンは最後、力尽きて溶岩が流れる阿蘇山の火口へ落ちていきます。その美しい哀しいラストには胸がいっぱいになりました」「作品の底流に反戦・反核、環境保護の思想があったことを知ったのも、だいぶ後になってからです」「自然への畏敬の念を感じ取れる、他の怪獣映画とは一味違った名作です」とあり、ほかにも見せ場のポイントも書かれていて、もともと日本の怪獣映画ベストワンは『ゴジラ』や『モスラ』よりも『空の大怪獣ラドン』だと言い続けてきた(ちなみにベスト2は『フランケンシュタイン対地底怪獣バラゴン』)こちとらとしては、「我が同志よ!」とハグしたくなったよ。
 そもそも「声」欄にラドンの話が出ること自体が革命的だ。しかも70年というところが泣ける。封切られたときはまだ3歳だから、直接映画館で観たのは名画座で20代になってからだ。ただその前にテレビ放映で観た。それは忘れもしない1966年の秋、「土曜ロードショー」という日本映画の旧作を毎週放映している番組で、翌日は怪獣オタクの友達と「ラドン観たか!」と大盛り上がりだった。

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