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<復活!!>『田沢竜次の昭和カルチャー甦り』第173回「女性週刊誌の黄金時代」

筆者・田沢竜次(フリーライター)。1953年東京生まれ。編集プロダクション勤務などを経て1983年からフリー。85年『月刊angle』連載を基に『東京グルメ通信・B級グルメの逆襲』(主婦と生活社)を書き下ろし、また文春文庫の「B級グルメ」シリーズでも活躍。B級グルメライターとして取材・執筆を続け今日にいたる。一方、大学の映画サークルで自主上映するほど映画にも精通。著書に「B級グルメ大当りガイド」「ニッポン映画戦後50年」など。

 先日『日刊ゲンダイ』の連載記事「人生100年時代の歩き方」に作家・櫻井秀勲さん(95歳)が登場。このお方、31歳で『女性自身』の編集長になり、同誌を一躍100万部雑誌に成長させ、「OL(オフィスレデイ)」の名付け親で、「ミニスカートブーム」の仕掛け人で、あの『微笑』の創刊にも関わった凄い人なのだ。
『女性自身』(光文社。1957年創刊)は、女性週刊誌の草分けで、多くの作家、ルポライターがアンカーを務めていた。我が尊敬する竹中労もその一人で、『決定版 ルポライター事始』のなかで「光文社と専属契約を結んで、『女性自身』の芸能欄を取材から執筆まで責任を負っていた私は、徹夜で同誌の原稿を書き上げると~」という、1960年前後の日常を振り返っている。女性週刊誌は、昔も今も、芸能、皇室、美容、健康、占い、料理、グルメ路線で一貫している。
 そういえば、自分で買った記憶がない。病院の待合室とか銀行、理容室などで、パラパラ眺める程度で、ちゃんと読み通したこともない。しかし、これだけ雑誌の凋落が言われるなかで、このエネルギーを維持できてることは大変なことだよ。OLが『女性自身』から生まれた(1963年の11月25日)というのは前にも聞いたことがあるけど、この時代、女子の事務職は、BG(ビジネスガール)なんて呼ばれていたけど(さらに昔は「職業婦人」とかね)、OLというのはグレードアップしたような感じで語呂もはまった。なんたって「レディ」だからね。
 しかしその後は、キャリアウーマンだとかワーキングガールとか言われて、今ではOLも死語と化してしまった。さてこの女性誌、『女性セブン』(小学館)、『週刊女性』(主婦と生活社)、『ヤングレディ』(講談社。芸能レポーターで活躍した梨本勝は、ここの記者出身)などが続々創刊されて、女性週刊誌の黄金時代が始まるのだが、1970~80年代にかけて(女性誌のタブーといわれた)SEXを積極的に取り上げて反響を呼んだのが『微笑』(祥伝社。71年~96年)であった。

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