アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「DGキャピタルグループ」破産開始決定の背後に複数の詐欺師!?

先月、次世代送電網関連企業「DGキャピタルグループ」(以下、DGCG略。名古屋市中村区)が破産手続き開始決定を受けたことが大手マスコミで一斉に報じられた。
開始決定を東京地裁で受けたのは3月2日。負債総額は関連会社2社も含め計約27億6000万円が見込まれている。
同社は再生可能エネルギーを最大限活用するためのクラウド制御システム関連事業、発電機やバッテリーなどの開発・製造も行っていた。
共同代表の一人、阿部力也氏(冒頭右写真。左写真は今年2月まで共同代表だった新海優氏)は東大工学部卒で元東大特任教授。電力融通技術「デジタルグリッド」開発者で、同社の技術は高く評価されていたようだ。
その証拠に、太陽光発電機器の販売なども手掛ける「高島」(8007。東証プライム。東京都千代田区)は2024年8月、DGCG傘下企業と合弁会社を設立していたが、今回の破産開始決定で事業困難になったこと、合弁会社への貸付金がDGCGへ不正に貸し付けられたなどとして3月6日、総額6億円を超える特別損失計上につきIRしている。また3月11日、「デジタルグリッド」(350A。東証グロース。東京都港区)は前出・阿部氏は創業者にして元同社代取会長だが現在は同社経営から離れており、今回の破産で同社が経済損失を受けることはないとわざわざIRしている。
結局のところ、開発のためには多額の資金がいり、また事業化が遅れるなか、資金繰りが逼迫したため、今回の措置に至ったとされる。
ただし、破産開始決定の一要因として、複数の詐欺師の関与もあった模様だ。
本紙は社名を伏せていたが、その件につき2025年12月19日に報じていた
その記事で出て来る未公開株詐欺疑惑が出ていた「D」(愛知県名古屋市中村区)はDGCGのことだったのだ。
こちらに関与し、詐欺疑惑が出ていたのは「コシ・トラスト」事件で昔、世間を騒がせた中林明久氏
一方、塩入孔志氏なる者(右横写真)は、DGCGのグループ会社「F社」(愛知県知多市)に20億円の債権があるという「覚書」(以下に転載)を見せて自分を信用させ、詐欺を働いていた模様だ。

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