アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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先物取引大手グローバリー、上場廃止必至で、遅すぎる金メダリスト・野口選手の移籍

名証2部に上場しているとはいえ、強引な営業や解約に応じない例など批難の声が多く、以前から問題視されていた商品先物取引大手の「グローバリー」(本社・名古屋市)。 そのため、本紙でも、今年4月以降の2度の業務停止処分について、大手マスコミ以上に大きく報じ、同社の広告塔を務めているアテネ五輪の女子マラソン金メダリストの野口みずき選手は少しでも早く移籍した方がいいのではないかとも問題提起していた。 そのグローバリーが、8月5日、9月末を持って主力の先物取引業務を廃止すると発表した。 これを受け、名証は同社を上場廃止の恐れのある管理ポストに入れた。 同社は不動産や金融業務も行ってはいるが、収益の99%が廃止決定した業務だから、もはや上場廃止どころか、会社破綻の可能性も大きいと言わざるを得ない。 そうなると、年間2億円とも言われる野口選手の所属する同社陸上部の存在も危ぶまれて当然。 同社は移籍先紹介も含め、野口選手が今後も競技を継続できるように援助していくとしているが、事ここに至るまで決断しなかった同選手の社会的責任も決して小さくはないのではないか。…

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