アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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≪連載(464回目)≫アッシュブレインの資産運用ストラテジー 今週の相場展望(2月16日~2月20日)

プロフィール 投資歴26年、兼業投資家。投資で勝つために必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」を読む力、3に「ファンダメンタルズ分析」だと考えている。安定した資産形成を促すことを心がけている。

≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
先週金曜日の日経平均株価の終値は、56,942円と前稿比+2,678円(※前項比+941→▲524→▲89→+1996→+1601→+832(大納会)となった。

金曜日の日本市場は、米国の消費者物価指数CPIが弱く出て、日経平均先物は57,484円まで上昇して引けている。
※解散総選挙報道が出た先々週金曜日の日経平均先物は53,590円で引けた。※2026年の最高値は1月14日54,487円。2025年の最安値は4月7日(月)30,793円。2024年8月5日は31,156円のフラッシュクラッシュがあった。

ドル建て日経平均株価の終値は371.7ドル(※前稿345.9→346.5→339.4→340.5→330→325.9→322.6(大納会))。2月3日352.5ドルの高値があり、過去最高値であった342.7ドルを抜けてきた。最安値は4月7日に211.2ドル。

NYダウは、週間で-615ドル安となる49,501ドル(※前稿比+1,224→▲207→▲260→▲145→+1122→+247→(大発会))。※2026年最高値は現在。※4月7日に36,612ドルが直近最安値。

ナスダック100指数は24,733Pと、前稿比-343P安(※前稿比▲476→▲53→+76→+237→+560→▲140)であった。※最高値は2025年10月29日26,182P。2025年4月7日に16,542ドルが直近最安値。

先週は、前週と傾向が変わらず、「仮想通貨(ビットコインなど)」や、「コモディティ(金、銀など)」、そしてマグニフィセント・セブン指数が弱く、そしてソフトウェア業界の「SaaSの死」の流れも継続した。

マグニフィセント・セブン指数が弱いと当然「ナスダック100指数」も弱く、米国株価指数の代表である「S&P500」指数も、どうしても7,000Pの大台を越えることができずにもがいている。

しかしそんな中でも資金のセクターローテーションの流れは止まらず、株式市場全体の地合いがけっして悪いわけではない。本当に薄気味が悪い相場付きである。

そして先週、大きな動きがあったのは「米国債券」だ。消費者物価指数CPIもあったが、米国金利の一斉低下が起こったことは特筆すべきだろう。特に週末金曜日の日本時間早朝に行われた「米国30年債」の入札は非常に良好だったようで、このイベントで金利の低下が如実に起こったが、週の半ばからしっかり金利は低下している様子があったのも好感が持てる。これは、もしかするとコモディティやビットコインが崩れた資金が還流しているのかなと考えて、筆者は「IS米国債20年ヘッジ」(2621)ETFを買い増している。

さて、今週のストラテジーへと移りたい。
米国国債金利低下の流れを受けて強くなるはずの米国株も、マグニフィセント・セブン指数をみると年初来で▲7.2%の下落。「S&P500」も「ナスダック100」も年初来でマイナス域に入っており違和感が拭えない。我らが日経平均株価の大納会の終値が50,339円で、現在は57,484円なので+14.2%増であるにも関わらずだ。

これはひとえに高市総理の大躍進のおかげと言ってしまえばそれまでなのだが、この点、米国主要市場とのギャップに関してはこれまでとは明らかに異なる流れであるため、筆者としてはこのまま「S&P500株価」や「ナスダック100」指数が下に向かうならば、これはおかしい兆候が出ているものと考えて、資産の現金化を急ぎたいと考えている。

なんでこう考えているかというと、米国市場の素晴らしい決算があらかた終わったからだ。簡単に説明すると「S&P500」採用企業の369社の決算発表が終わった時点で、約75%の企業が市場予想を上回る業績を発表しており、EPSの前期比はなんと+13.6%まで上方修正されている。このまま進むと5四半期連続で+13%以上のEPSの伸びとなるし、そもそもこの4Qは弱い予想だったので相当なサプライズとなったようだ。そして売上成長率に関しては+8.6%もの伸び率で、これは直近の3年間で最も強い伸びとなったとのこと。

そして先週中には、台湾半導体のTSMCの1月月次予想が前年同期比+37%の4013億ドルと、これまで3,500億ドルを越えてなかったところから大加速していた、ということで生成AI投資はやっぱり止まらないと大きな話題を呼んだ。

そう、だから今があるのだ。上記のような素晴らしい決算によって、すでに米国のセクターローテーションはかなり進んでいるとみたほうが良い。

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