プロフィール 投資歴26年、兼業投資家。投資で勝つために必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」を読む力、3に「ファンダメンタルズ分析」だと考えている。安定した資産形成を促すことを心がけている。
≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
先週金曜日の日経平均株価の終値は、53,323円と前稿比-524円(※前項比▲89→+1996→ +1601→ +832(大納会)となった。
先週の金曜日は米国市場で半導体指数が-3.87%も暴落する展開にありながら、日経平均先物は円安基調を追い風に53,450円と小幅上昇して引けている。
※解散総選挙報道が出た先々週金曜日の日経平均先物は53,590円で引けている。※2026年の最高値は1月14日54,487円。2025年の最安値は4月7日(月)30,793円。2024年8月5日は31,156円のフラッシュクラッシュがあった。
ドル建て日経平均株価の終値は346.5ドル(※前稿339.4→340.5→330→325.9→322.6(大納会))。なんと為替の大変動があってのことだが1月29日350.6ドルの高値があり、過去最高値であった342.7ドルを抜けてきた。最安値は4月7日に211.2ドル。
NYダウは、週間で-207ドル安となる48,892ドル(※前稿比▲260→▲145→+1122→+247→(大発会))。※2026年最高値は1月12日49,633ドル。※4月7日に36,612ドルが直近最安値。
ナスダック100指数は25,552Pと、前稿比-53P安(※前稿比+76→+237→+560→▲140)であった。※最高値は2025年10月29日26,182P。2025年4月7日に16,542ドルが直近最安値。

先週金曜日は金、銀、そしてビットコインなどの過剰流動性バブルの象徴のような資産たちが、壊滅状態となった。
特に「銀」は一時、-35%もの急落(※3分の1以上)となっての-27.7%安のため、ここまで下がってしまった以上逃げ遅れの保有者も多いだろうから、今週下げ止まるのかはまったく見えてこない。
そして筆者には、一部のアセットからのこの強烈な資金流出がバブルの崩壊を示しているのか? はたまた流出した資金が循環物色となって株式市場にでも流れてくるのか? その流れがまるでつかめないでいる。ただただ〝恐怖〟を感じる、というのが現状だ。
しかし、今週はビビってはならない局面にある。というのも2月8日(日)に「衆議院選挙」(※改選465)が行われるからだ。
現在のところNNN(日テレ)の調査(※約30万人)では、自民党が単独過半数となる233議席を獲得する見通しだと報じられ、NHKを始めとしたこれまでの報道機関の苦戦予想が覆された形となった。筆者としても、おそらく自民党の大勝となると感じていたため、今週に株式の売却をするのには及び腰になってしまったところ。
また大注目の「ドル建て日経平均株価」の引け値が346.5ドル(※1月29日350.6ドルあり)と、ようやく過去最高値であった342.7ドルを上抜けてきた。これは強い安心感を生むだろう。
ただ反面、強い懸念点もある。
1つは、近いところで米国は核問題に絡む制裁としてイランに対して軍事行動を起こす可能性があるということ。これは、前稿でも懸念材料として伝えた材料であり水面下でどうなっているかはわからない。ただ軍事行動となると、大国同時の戦争となり、最低でも原油価格の急騰を生むだろうしリスクオフとなるだろう。
そして米国決算発表が今週ピークを迎え、地合いの変化には気を付けたいところ。株価指数というものは、上に向かえなければ下にいくものだ。そして「1月米国雇用統計」も金曜日に発表され、これはたいした材料がなかったとしても地合いの急変が起こりやすい指標でもある。そもそもパウエル議長は5月の退任まで、もう動かないだろう。



